胡麻のアンチエイジング効果
「アンチエイジング効果」は誰にとっても大きな魅力だと思います。ちなみに老化の原因は「肝機能の低下」とも考えられているのです。老化の原因となる活性酸素のうち70%は、エネルギーの生産工場となっている肝臓で発生しているのです。
体内には活性酸素を撃退する酵素がもともとあるのですが、それは加齢とともに減少してしまいます。そして肝機能が低下して体内には老廃物が溜まり、これが肌あれ、肥満などの老化につながるのです。
ここで大きなポイントになるのがゴマリグナンです。それは肝臓に直接効くのはゴマリグナンだけだからです。
水溶性の抗酸化物質の代表といえばビタミンC、カテキン、アントシアニンなどですが、これらは血液中の活性酸素を撃退するもので、肝臓までは到達しないのです。水溶性の成分は、脂溶性の細胞膜を通過できないためです。
しかし、ゴマリグナンは血液中では作用せずに、肝臓に到達してから抗酸化作用を発揮します。つまり、肝機能の改善に最適なのはゴマリグナンなのです。
ゴマリグナンは、優れた抗酸化作用によって、肝機能改善以外にも、コレステロールの上昇抑制、血圧低下効果、二日酔いの防止、抗アレルギー、脂質代謝促進など、いろいろな効果が明らかになっています。
ゴマリグナンは美肌や代謝の活性化にも効果があるとされています。更には脳梗塞を予防する効果もあります。特に夏などは冷房で急激な温度変化を受け、血管の収縮・拡張が起こるので、血圧が乱高下しやすくなり、脳梗塞が起こりやすい危険な時期となります。それをゴマリグナンの脳血栓形成抑制効果で脳梗塞を予防してくれるのです。
とにかく、健康効果を挙げればきりがないくらいです。