胡麻の栄養と健康効果

胡麻のいろいろな健康効果

 

 

ここでは胡麻のいろいろな健康効果を紹介します。まずは「美肌効果」で、肌の水分、油分、弾力を取り戻して美肌にする効果です。それは肝機能が向上するからで、肌の細胞代謝を促進します。

 

 

そして「ダイエット効果」です。これはズバリ体脂肪の減少効果と言うことです。それはゴマリグナンが肝臓で脂肪の分解を促進するからで、脂肪を燃焼しやすくしてくれます。また、体内の細胞には脂肪を分解する働きをするペルオキシソームという物質があるのですが、胡麻に含まれるセサミンがこのペルオキシソームを活性化するので、脂質の代謝を高めてくれます。更にはビタミンB1の吸収を高めるミネラルも豊富ですから、いよいよ効果は高まるわけです。

 

 

そして「コレステロール除去効果」です。最近は脂肪の多い食事で必要以上に肝臓からコレステロールを作り出してしまう傾向があります。コレステロールの摂り過ぎは、血中コレステロール値が高め、高コレステロール血症や動脈硬化などの病気を引き起こします。ちなみにコレステロールそのものが全て悪いわけではなく、善玉コレステロール(HDLコレステロール)、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)に別れ、悪玉コレステロールが増えるのが問題となります。

 

 

胡麻のビタミンEは血液に加えて、血管壁に溜まったコレステロールもキレイに除去してくれます。「老化防止・若返り効果」もあります。これは良質なアミノ酸、ビタミンE、ゴマリグナン、アントシアニンなどの抗酸化物質による効果です。更には、リノール酸、リノレイン酸などの良質な不飽和脂肪酸が生活習慣病予防に役立ちます。